2024/03/02

お知らせ

紀州桐箪笥・仙台箪笥展  & レジンテーブル展

とき 3月30日(土)〜4月3日(水)
ところ おかやギャラリー


紀州桐箪笥 伝統工芸士 森本健太

木の国「和歌山」を代表する伝統的工芸品、紀州箪笥。江戸時代後期から、和歌山市周辺で制作されていたといいます。山で切り出された木材は、「紀の川」を下り職人の手に渡ります。装飾性と耐久性を備えた箪笥で、砥の粉(とのこ)で仕上げるのが特徴です。桐は軽くて狂いが少なく、湿気が多い時は水分を吸収し、乾燥のときは水分を放出するという、大切な衣類を収納するのにふさわしい素材です。  後継者の森本健太氏は、全国でも貴重な「作り手であり、伝えることのできる伝統工芸士」です。その姿勢に全国に多くのファンを得ています。

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フリーレジンファクトリー 川西卓志

最近、感度の高い若者たちに注目されるレジンテーブル。レジンとは「樹脂」のこと。天然木の自然な皮辺を川のように見立て、両サイドの一枚板の中央に樹脂を流し込んでテーブルに仕立てます。  テーブルは森の中の川の流れのように見えたり、渓谷にそそぐ光を表したりと、天然の木の自然な「なり」を見極めて、形にすることは美をみつけるセンスが必要です。 作者の川西卓志氏は、作品作りに丁寧に時間をかけ、素材から色調選び、サイズ、仕上げまで一貫して制作し、好評を得ています。