エメラルド展 川添ほのか2024
とき 11月9日(土)〜13日(水)
於 おかやギャラリー
作家在廊 11月9日 11月10日
AM10:30~PM6:00
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互いに惹かれ合うエメラルド原石と人との出会い その瞬間、石は自分の分身になります。 身に着けた時からあなたの一部となり、 過ごす日々を共に記憶します。 だからこそ、あなたは石を通していつでもあなた自身と出会い直すことができるのです。 宝石になる前の“石”と“人”の関係は 装飾するだけではないもっと親密な関係 だったのかもしれません。 あなたがあなた自身の物語を刻めるよう に。世界でただひとつ、あなただけのエ メラルド原石を纏ってみませんか?
川添ほのか
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川添ほのか 略歴
1971年 兵庫県生まれ。 香川県瀬戸内海の沿岸の海や山の自然に親しみ、瀬戸内に沈む夕陽の美しさに育まれた。 そこに感じる「縁」が制作の源になっている。 幼少のころ、裏山で拾って遊んだカンカン石はサヌカイト(讃岐岩)。 古代人が石器や楽器に使っていたことを後で知った。 高校時代、サラブレッドの目の美しさに魅せられ馬術に夢中になり国体に出場、獣医大に入学。その方面に進むか迷った時期があった。 その時に母から言われた。「後ろのドアを完全に閉めなければ、前の明かりは見えてこない」 今の私があるのは、この言葉に背中をおされたお陰だ。 大学中退後、東南アジアやオーストラリアを旅しながら「自分に向いた仕事は何か」を考えた。 インドネシア・バリ島でオニキス、ラピスラズリ、水晶の加工を学び、オーストラリアでは、オパールの採掘、研磨に携わった。 2年後、エメラルド原石輸入会社に就職。そこで5年間、女性では珍しいバイヤーとして南米コロンビアの山で採掘や研磨、加工に携わった。 2001年宝石学の教育機関GIA(Gemological Institute of America)ニューヨーク校で学び、宝石鑑定士の資格を得てニューヨークを拠点に制作を始めた。 しかし、私の場合、自然の中にいる時にエネルギーが湧いてくることに気づき2004年バリ島のウブド郊外、一面の水田を風が渡り夕日が美しい田園にアトリエを構えて現在にいたる。