2025/03/22

お知らせ

小林幸八作三套杯の復刻と明治大正昭和の木芸名品展

島根県物産観光館リニューアル記念
ところ 工芸サロン 島根県物産観光館2f
とき 4月8日(火)〜14日(月)


ごあいさつ

島根の木工芸の祖ともいえる小林如泥は、松江藩七代藩主松平治郷(不昧公)お抱えの木工家で、後に如泥を範とする優れた木工家がこの地に輩出しました。中でも轆轤(ろくろ)では初代、二代小林幸八、指物では堀越精峰が際立った技で名品を遺しています。この度のリニューアルにあたり、明治大正昭和の木芸の名品、二十点余を展覧し、松江出雲に生まれ育まれた木芸の伝統をご覧いただきたいと存じます。

この度のリニューアルにあたり、超絶技巧とも言われる三套杯(さんとうはい)の 復刻を試みました。三つ重ねにするとあたかも一つの杯に見える手わざの粋と言う べき作品です。本歌と併せてご高覧ください。