保多織 暮らしの布展
とき 4月5日(土)〜9日(水)
ところ おかやギャラリー
芭蕉がみちのくに旅立った元禄2年に、高松領主の命で京都から招聘された北川伊兵衛が興したと伝えられる織物は、多年保つという意味をこめて保多織(ぼたおり)と命名され、爾来三百年余、現在伊兵衛の血筋にあたる岩部卓雄氏がその技を受け継いでいます。明治以後は、綿が使用され、シーツやシャツ、エプロン、作務衣などに仕立てられ、現在でも多くのファンに愛され続けています。
洗うことでだんだんよくなっていく素材保多織。シャツや作務衣も同様に、洗うことで、独特の風合いが生まれてきます。まさに生活を支える布が保多織。