「おかや木芸2026works 」 出雲黒柿展
島根県物産観光館工芸サロン開設1周年記念
併催 記念品好適品特集
とき 4月4日(土)〜12日(日)
ところ 工芸サロン 島根県物産観光館2f

毎年11月に開催される奈良の正倉院展にはほとんど欠かさず、観覧にいきます。千二百年以上前に聖武天皇遺愛の品々を始め、国の宝物として東大寺の正倉院に納められてきた数多い作品が、年度ごとに厳選され展覧される正倉院展には、黒柿の厨子や馬の鞍、箱や仏教の祭祀の道具などが年度ごとに選ばれ見ることができます。黒柿の器物は仏教の伝来とともに伝えられ、その後、禅宗の寺院を中心に継承発展してきました。室町時代以降、京都で書院の素材や茶道具、棚などに黒柿が生かされ、のちに江戸時代になると茶道具はもとより文房具や将棋の駒箱、双六の箱などの高級遊具にも使われるようになります。 島根の黒柿工芸は江戸時代の不昧公以来の茶道具を始め、特別な仏具、文具として全国の愛好家のご支持をいただいています。直接木目を見たいと、遠方よりわざわざご来県いただくお客様もあります。 不昧公が好まれ、愛した黒柿。このわびさびの日本の美意識や価値観につながる、希少で美しい銘木を大切にしてまいりたいと考えています。
